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2016.03.30
忙しさと比例して、歌う事はむしろ増えた。
今は、私の腕の中でこちらをじっと見つめながら聞いている
小さな観客が一人いるから。
めまぐるしく表情を変える彼女は、私にとってファンタジスタだ。
彼女にとって私もそうありたいと願った。
3月8日にようやく会う事が出来た。
この日をずっと待ち望んでいた。
あなたの目にこの世界はどう映っているのかな?
これまでずっと私達は、絶望の中希望しかなかった。
希望しか持っていなかった。
当たり前の事など一つもなく、全てはまるで奇跡の様な出来事の連続で
偶然が重なって現れた虹みたい。
でも決して消える事はない。
これから先、どんな人を好きになるのだろう。
どんな景色を、どんな花を、どんな物を綺麗だと感じ
何を選び、何を捨て、どんな夢を見るのだろう。
何も強要せず、奪わず、押し付けずにそっと見守っていたい。
無論、この夢の続きを託す事もない。
自分の夢ぐらい最後まで自分で叶えたい。
満ち足りた愛情と安息の中、自由に生きればいい。
どれだけ望んでも、私が得られなかったもの、許されなかった事・・・
自分とは真逆の環境を作り上げれば、自然と幸せになれるだろう。
だからいつも笑っていてほしい。
望む事があるとすれば、それぐらいだ。
今までも私達はとても楽しく、仲良く暮らしてきたけれど
こんな幸せもあったのかと、そしてそれはこの上なく温かく心地の良いものだと
やっと今分かった。
喜びが大きくて、大変さや不慣れさもかき消されていく。
これでようやくはばたける。そんな気がする。
これからはいつも3人だ。
SION